iPhone、iPadのアプリで手軽にBGAを作ってみる

この記事はBMS制作について Advent Calendar 2016 - Adventarという企画のもとで作られています。



BMSには曲と共にBGA(譜面の横で流れる動画のこと)があると、そのBMSの印象をグッと引き出すという効果がある。

例をあげると、「on the sequence #3」というBMSには4つのBGAが存在する。
youtu.be
同じ曲でも各BGAによって、印象が違って感じられる。

何が言いたいかというと、「BGAはついてた方が絶対に良い」ということ。折角動画を流せる機能があるんだから、是非とも有効活用していきたい。
BGI(静止画のこと)でも良いかもしれないが、個人的には、動きがあったほうがさらに良い。




しかし、BMSを作り始めてまだ数ヶ月しか経っていない新人BMS作家からしたら、BGA作家に依頼をするというのは躊躇してしまう。「お金とか発生するのかな・・・?」という心配もある。
現に、最近はbeatmania IIDXやmaimaiなど、商業進出を果たしているBGA作家が多いので、そんな多忙な中では余計に気をつかって依頼しにくくなる。

そこで、自分でBGAを作る、通称「自炊BGA」ということをやってみるBMS作家も多い。
とりあえず「AviUtl」や「Blender」などのフリー動画作成ソフトを調べてみるものの
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なんだか複雑で難しそうだし、「Blender」に関してはミキサーの画像ばかり出てくる。
そもそもDTMだけでも充分難しいのに、それに加えて動画作成の過程まで覚えるのでは、頭がパンクしてしまう。

しょうがないので、BGAなしでBMSを公開することになってしまう。譜面の横に流れる動画は、プレイヤーのLR2ファルダ内にある汎用動画に頼るスタイルになる。それはそれでいいかもしれないけど。しかし、それではなんだか味気ない。
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しかし!

現代の先端技術の手にかかれば、お手軽にBGAをつくることができるのではないのだろうか!?
そう、スマートフォン(or タブレット)で!

ということで、今回の記事では「もしかしたらBGA作成に役に立つかもしれないアプリ」を3つ紹介したい。
紹介するアプリはなるべく低予算、または無料で済むものにする。

また、筆者が使ってるのはiPadだけであることにより、iPhoneもしくはiPadで使うことができるアプリに限定される。他の機種の人はごめんなさい。

※いくらスマホあるいはタブレットで作るとしても、BGAを配置するのにはPCとBMS作成ソフトは必須である。そもそもBMSが作れない。
 BMS作成ソフトにおけるBGAの配置は以下のサイトを参照することを推奨する。
 www9.atwiki.jp

- Deko

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幾何学的な画像を自動的に作成してくれるアプリである。

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アプリを開くと、さっそく幾何学的な画像が精製される。
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左から右へスワイプしてみると・・・
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別の幾何学的な画像が現れる。
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画面をタップすると、3つのメニューが出てくる。
左の「+」をタップすると・・・
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「+」→「×」に変わり、真ん中の「田」の左上が黒くなる。
「田」をタップすると・・・
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「+」をタップすることにより保存された画像のリストが開く。今回の水色を基調とした画像も左下に保存される。
この状態で現在の画像のところをタップすると・・・
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色の組み合わせや、構成されている形は同じだが、微妙に違う画像が作成された。
先ほどの3つのメニューを開き、今度は右の「↑」をタップすると・・・
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今度は5つのメニュー(無課金の場合、課金用のメニューも含めて6つ)が出てくる。最後に下の段の真ん中をタップして画像を保存。
これを繰り返せば、
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なんかそれっぽい雰囲気のコマ送り画像、もといBGAを作ることができた。

ちなみにこのアプリ、課金をすれば高画質の画像を作成することができるが、どうせ256×256に圧縮するんだから、課金の必要はないだろう。

- Trigraphy

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既存の画像に効果をつけることができるアプリである。

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アプリを開くと下部にカメラロールが表示され、そこから使用する画像を選ぶ。

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(今回は「腹切忍法帖 / 糞尿座(Sakamiya)」のBGAの一部を借用させていただきます。糞尿座ことSakamiyaさん素材提供ありがとうございます。)


youtu.be


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画像を選ぶと、下部にメニューが表示される。
ためしに「AZZY」を選ぶと、
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なんか画像がドロリと溶けたようになる。効果がついたのだ。
「AZZY」を選択したことにより表示された、いかにも細かい調整ができそうな感じのアイコンをタップすると、
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右側に3つのメニューが表示され、そこをスワイプすると細かい調整ができるようになる。
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効果を過激にしてみたり
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レイヤーをつけることもできる。
画面上部のところを押すと、いくつかメニューが出てきて、そこから画像を保存することができる。これをいかしてBGAを作ってみた。
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実に様々な効果がある。切腹どころか体全体をぶつ切りにされていることを表現できたりもする。


- Matter

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既存の写真に3DCGを追加することができるアプリである。
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アプリを開くとカメラロールが表示され、そこから使用する画像を選び、画像比を設定する。
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さっそく3DCGが表示される。CGの形状はしたのメニューから選択することができる。その種類はものすごく多い。
CGの配置や影の設定とか色々あるが、何より注目したい機能がある。
画面の右上の三角をタップすると・・・。
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「VIDEO」というメニューが表示され、そこをタップすると・・・
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3DCGの動画を作ることができるのだ。
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こちらがその動画。3Dの物体が動いているだけでも興奮モノである。

ちなみにこのアプリ、普通の値段は200円なのだが、一時期無料で公開されていて、筆者はそのタイミングでインストールした。無料最高!

(今回使った画像の扱いなんですけど、普通にみんな使ってるからたぶん大丈夫っしょ!二人とも無名戦同期だし!)


- おわりに

以上3つのBGA作成に役に立つかもしれないアプリを紹介した。
勿論これ以外にもBGA作成に役に立つかもしれないアプリはまだまだ存在すると思う。是非探してみてはいかがであろうか。





ということで、やっぱり普通に気軽にBGA作家の方々に依頼したほうがいいと僕は思います。
ありがとうございました。